『街とその不確かな壁（村上春樹新作）』の裏話 『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』制作秘話、『海辺のカフカ』との関係

[@TJ-uk9cw]

読了しました。 村上春樹の作品はいつも続きが気になるような終わり方で ずっと世界の終わりの終わりについても知りたいと思っていました。 読み終わったあとはスッキリして、またいい作品を読めたなと思いました。
おそらくこの題材(二つの世界)が作者にとって特別なのは、彼がよく言うように小説の書き方そのもの(表層から深層意識へ、井戸へ)だからでしょう。 目に見えない世界と現実の世界を行き来する彼のフィクションの影を纏ったノンフィクション作品のように感じます。

[@haruki-murakami-jpn]

深層意識から生み出した物語に、他の人間が共感できるというところが素晴らしいところですよね。個人的でありながら、普遍的である部分を表現するのが絶妙なのでしょうか。

[@user-nm9fi7nk5y]

純然と世界の終りとハードボイルドワンダーランドの続編（森の中の話）が読んでみたかった。
カフカの中の森の奥の話はまた違った話だとは思うのですが、森の奥はあちらとも現実の世界とも
繋がってるんだなとは思いました。街とその不確かな壁はノルウェーの森も彷彿とさせる部分もありました。
それでも人間は生きて成長していくべきなんでしょうね。この私も愛猫がなくなった消失感を抱えながら生きているわけですから。

[@haruki-murakami-jpn]

『世界の終りと～』の続編も読みたかったですよね。「あまりにも昔に書いたものなので」とのことですが、今回もこうして一から書き直したわけですし、できたようにも思えますね……。当時はみんな期待していましたよね。